ダッフィー&シェリーメイ(身長43cm)サイズの縫いぐるみ用の「スリムジャケット」の作り方です。これは以前作った「ジャケット」の改良版です。胸回りが以前より細身になっているため、タイトルの頭に「スリム」と付けました。
型紙を拡大or縮小すれば、他のサイズの縫いぐるみでも着られます。(参考記事)。自由にアレンジしてください。
その他、このジャケットに合わせたいアイテムの無料レシピはこちら⇒ワイシャツ・スカーフ・ベスト・パンツ・蝶ネクタイ
- 難易度: ★★★★☆
- 製作時間: 1時間半~3時間
※写真をクリックすると大きな写真が表示され、詳細を確認できます。
完成写真 と 解説
完成写真を見て出来上がりのイメージをつかんでください。無料型紙や作り方は次のページにあります。
前のボタンは、直径2cmのものを2個付けました。もう少し小さいボタンの場合は、3個付けてもいいですね。
ポケットは、フラップ(フタ)だけを飾りで付けましたが、省略OKです。
ソデには、直径1.5cmのボタンを2個ずつ付けていますが、こちらも省略OKです。
背中の中心のスソ部分に切れ目(あき)がありますので、しっぽを見せられます。
普通の人間用ジャケットと違い、エリだけで一つのパーツにしてあります。そのため、エリの形をアレンジするときにやりやすいと思います。
裏地がないため簡単に作れますが、首回りと前身頃の合わせ部分には「見返し」を付けました。前ボタンを開けてラフに着せたとき、裏側が少し見えても裏地があるような感じになります。
スナップボタンで前を閉じています。ボタンホールをあけたい場合は、こちらの学ランがボタンホールありなので参考にしてください。
このジャケットはSサイズダッフィー(男の子)をモデルに作っています。シェリーメイ(女の子)は細身なので、このジャケットを直接着せるとブカブカになってしまします。
※ 工程【35】で少しだけ大きさ(太さ)を小さくできます。
ジャケットの中に、Yシャツとベストを着せると、ダッフィーはちょうどいいサイズ、シェリーメイはちょっとゆとりがあるけれど、まあ問題ないかな?というレベルになります。
ただ、縫いぐるみは発売時期や個体差によって若干大きさ(太さ)が変わります。そのため、着用感が変わることがあります。(私のダッフィーは、2012年秋に購入したもので、首周り24.5cm、胸囲33.5cm、腹囲41cmです。)
下の写真の以前作ったジャケット型紙からの改良ポイントは、
- 胸回りと首回りをスリムに
- 前身頃のあわせ部分を丸く
- 胸のあき部分(Vの字)を深く
- 丈を少し長く
- ポケットのフラップを付けた
- そで口にボタンを付けた
等です。作り方は、ほとんど同じですが、スリムジャケットの方がより丁寧に作り方を書いてあります。
インナーは、簡単ワイシャツ・縫わずに作るベストもオススメです
簡単な燕尾服やタキシードもあります。
こんな感じで、型紙を作っています。型紙の制作状況は随時ツイッター( @cotoro_net )で公開していますので、よろしければフォローしてみてください(*^ ^*)
材料(概算です。参考までに)
(必要に応じて)
- 袖口用ボタン・・・4個
私が使った材料の詳細
布は、紺色のオックス生地です。息子の入学グッズ(給食袋やランチマット)を作ったときの余りです。
ボタンは、おなかの前のボタンが直径2cm、袖口が直径1.5cmです。
これらのボタンは購入したものではなく、母からもらったものです。母は昔から洋服を捨てるときにはボタンを取ってから捨てるので、色々なボタンをたくさん持っているのです。
おすすめの道具
オルファ ホビーロータリー 18mm(布を切るときにはさみより使いやすいです)
道具の使い方やその他の道具はこちらの記事をご覧ください