メルちゃんサイズのお人形用の「エリ付きスモック」の作り方です。ソデが直接エリにつながっているラグラン袖になっています。子供たちが卒園した幼稚園制服のリメイクです。

型紙を拡大or縮小して調節すれば、他のお人形でも着られます(詳しくはこちらをご覧ください)。自由にアレンジしてください。

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難易度: ★★★★☆

  • 製作時間: 2時間~4時間

※写真をクリックすると大きな写真が表示され、詳細を確認できます。


完成写真 と 解説

完成写真を見て出来上がりのイメージをつかんでください。まずは各パーツの名称です。

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エリは、白にしましたがもちろん本体と同じ生地で作ってもいいです。私はスモックの中にブラウスを着ている雰囲気にしたかったのでこのようにしました。

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ボタンはボタンホールをあけずに飾りで付けて、開閉はスナップボタンで行っています。もちろん、ボタンホールをあけてボタンで開閉してもいいですし、マジックテープもいいですね。

このボタンは直径15mmで、実際に子供の制服に使われていたものです。私は3個付けましたが2個でもいいかもしれません。

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洋服では、左前身頃が外側なのが男性用、右前身頃が外側なのが女性用になっていると思います。子供たちが通っていた幼稚園の制服は男女兼用でしたので、私も幼稚園と同じように左前身頃を外側にしました。お好みで変更してください。

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ポケットを2個付けましたが省略OKです。このポケットは小さいですが実際に物を入れられます。

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ショートパンツをはかせると男の子用になります。ショートパンツの無料型紙はこちら靴下の無料型紙はこちらスカートの型紙はこちら。

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今回使った生地は、実際に子供たちが幼稚園でつかっていた制服のものです。思い出をコンパクトにとっておけて、子供も幼稚園ごっこで遊べるので一石二鳥です(*^ ^*)

写真の左が年少のとき(3歳)、右が年長のとき(6歳)です。省略した部分も多いですが雰囲気は同じ感じに出来上がったと思います。

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ベネッセ「こどもちゃれんじ」の付録でついてくる「はなちゃん」に着せてみると、見頃(胴)が太くソデが長いです。首回りは、メルちゃんよりもハナちゃんの方が太いのでゆとりがないくらいぴったりです。

はなちゃんにはソデが長いですが袖口にゴムが入っているので、上の写真の年少児のようにソデをたるませて着せてみてください。年少さんな はなちゃんと、年長さんな メルちゃんという感じです(*^ ^*)

※ 付録で付いてくるはなちゃんは毎年同じ大きさとは限らないので大きさの調節が必要になるかもしれません。この写真のはなちゃんは2010年ごろのものです。

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下の写真のような感じで型紙を作っています。型紙の制作状況は随時ツイッター( @cotoro_net )で公開しています。よろしければフォローしてみてください。

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材料(概算です。参考までに)

 

私が使った材料の詳細

子供たちが卒園した幼稚園の制服をリメイクしました。制服のタグには、ポリエステル65%・レーヨン35%と書いてありました。

ボタンも制服に付いていたもので、直径1.5cmです。

スナップボタンは直径6mmのかなり小さいサイズです。小さいので目立ちにくくていいのですが、針を通す穴も小さいく縫いにくいためあまりお勧めはしません。

使った道具で特におすすめなもの

※ この他にも私が愛用している道具はこちらで詳しく紹介しています

無料型紙ダウンロード

実物大の型紙です。「余白なし(余白ゼロ)」の設定で、A4用紙に印刷して使ってください。(画像をクリックすると大きい画像が表示されます)。

うまく実寸大に印刷できない場合はこちらをご覧ください。また、印刷する環境がない場合は1cm方眼紙を用意し、型紙画像のマス目(1cm幅)を頼りに手書きで写してみてください。

型紙の黒実線が布を切るラインです。点線は、縫い代もしくは出来上がり線です。「わ」と書いてあるところは、布を2つに折り、折った部分を「わ」に重ねて2枚の布を一緒に切ります。

エリ付きスモック型紙

お約束

型紙及び作り方の再配布・転載・販売はしないでください。
詳細はこちらの利用規約をご覧ください。

作り方

【1】布を切ります。そして、ほつれ止めをする場合はほとんどの切り口にします(黄色線を描いた部分はほつれ止めをする必要がありません)。私はほつれ止め液を使いました。

※ お人形の服は小さくてカーブがきついため、ロックミシンや家庭用ミシンのジグザグ縫いでほのほつれ止めはやりづらいです。ほつれ止め液(ほつれ止め液「ピケ」など)がお勧めです。

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【2】エリを中表に合わせます。

※中表・・・表地同士を合わせるという意味

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【3】黄色線を縫い代5mmで縫います。

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【4】先ほど縫った縫い代を3mm残して切り落とします。そして、カーブにはミシン線に垂直に切り込み(黄色線)を入れます。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。

※ 最初から縫い代3mmで縫わない理由は、縫い代が少ないと縫いにくいからです。

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【5】表に返して形を整え、アイロンをかけます。

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【6】後見頃とソデを中表に重ねます。ソデの布は左右対称に2枚あります。ソデの型紙で「後見頃側」と書いてある部分とソデが写真のような位置で中表に重なるように注意してください。

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【7】黄色線を縫い代5mmで縫います。

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【8】反対側のソデも中表に合わせます。

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【9】黄色線を縫い代5mmで縫います。

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【10】縫い代を開くとこのような形になります。

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【11】次に、ソデと前身頃を中表に合わせます。

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【12】縫い代5mmで黄色線を縫います。

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【13】縫い代を広げるとこのような形になります。

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【14】エリの中心と後見頃の中心にしるしを付けます。

そして、見頃の表側が見えるように置きます。また、エリも表側(着た時に見える側)が見えるように置きます。(後見頃の表と、エリの裏側を合わせるという意味)

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【15】先ほど付けたしるし同士を合わせてクリップなどでとめます。

そして、前身頃から2cmの位置(2か所)に印をつけ、エリの端の位置も確認します。

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【16】先ほどの水色矢印同士、ピンク矢印同士を合わせてクリップでとめます。

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【17】先ほど付けたクリップの間にも細かくクリップでとめます。

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【18】黄色線を縫い代5mmで縫います。私はミシンでゆっくり縫いましたが、難しい場合は手縫いをしてください。

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【19】先ほど縫った縫い代を見頃側に倒します。そして、前身頃の端(黄色丸)を裏側に約5mm折ります。

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【20】黄色線のように、先ほど縫った縫い代の上と、先ほど折った部分の上を連続して縫います。

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【21】袖口を裏側に1cm折ります。

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【22】黄色線を縫います。この縫い代の部分にゴムひもを入れる予定ですので、折った布の端ギリギリを縫うようにしてください。

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【23】ゴムひもを用意します。なるべく細い平ゴムを使ってください。私が用意した平ゴムの幅は約3mmです。

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【24】ゴムひもを通し、黄色線を縫ってゴムひもを固定します。

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【25】先ほど縫ったゴムひもの端をカットします(緑丸)。次に、ゴムひもを引っ張って約6.5cmに縮めます。

※ 着せたい人形の手首の太さに合わせてください。計算方法は、「手首の太さ」+1cmです。

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【26】黄色線を縫ってゴムを固定します。

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【27】飛び出しているゴムひもをカットします。

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【28】反対側の袖口にも同様にゴムひもを入れるとこのようになります。

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【29】ソデを中表に、前身頃と後見頃も中表に合わせます。そして、袖の下やわきの下をクリップなどでとめます。

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【30】黄色線を縫い代5mmで縫います。

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【31】表に返すとこのようになります。

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【32】スソを裏側に1cm折ります。

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【33】黄色線を縫い代5mmで縫います。

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【34】前身頃の合わせる部分を約1cm裏側に折ります。このとき、エリの端から前身頃が1cm出っ張るように折る量を調節してください。

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【35】先ほど折った部分を黄色線のように縫います。2か所あります。

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【36】人形に着せて、ボタンを付ける位置を決めます。

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【37】私はこのような位置につけました。ボタンの大きさや数によってバランスのいい位置を見つけてみてください。

※ 今回は男女兼用ということで左前身頃が外側になるようにボタンを付けていますが、女子専用のお洋服でしたら逆になります。

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【38】スナップボタンは2個付けました。左前身頃につけるときは表側に縫い目が出ないように気を付けてください。

※ スナップボタンではなくマジックテープを付けてもいいですし、ボタンホールをあけてもいいですね。

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【39】ポケットの端(たいらになっている部分)の裏側に5mm折ります。

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【40】黄色線を縫います。

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【41】縫い代3mmぐらいで手縫い(荒いなみ縫い)をします。縫い終わった後は玉止めをせずに針に糸を通したままにしておいてください。

※ 表側から縫い始めて表側で縫い終わると、後ほど糸を引っ張ったり玉止めをするのが楽になりますが、それほどこだわらなくてもいいかもしれません。

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【42】厚紙をポケットのに重ねておきます。

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【43】糸を少しずつ引っ張って、ポケットのカーブしている部分にギャザーを寄せます。すると、ポケットの布が厚紙を包み込むような形になります。

※ ポケットの直線部分にはギャザーを寄せる必要はありません。

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【44】厚紙の端を包み込めたら、玉止めをして糸を切ります。

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【45】厚紙を包んだまま裏表ともにアイロンをかけます。そして、厚紙を外してからもう一度アイロンをかけます。

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【46】手縫いした糸を外します。

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【47】実際に着せてボタンをとめてから、ポケットの位置を決めます。

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【48】私はこのような位置にしました。

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【49】黄色線を、手縫い(まつり縫いなど)やミシンで縫います。

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【50】手縫いで表に縫い目がなるべく出ないように縫うときれいに仕上がります。ミシンで縫ってもいいですがちょっと難しかったです。

※ ミシンで縫った写真は試作品として作ったもので、生地はオックス生地です。

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これで出来上がりです。お疲れ様でした。

お知らせ
型紙や作り方に間違いを発見された場合は、該当記事のコメント欄から教えてください。また、質問がある場合はまずはよくある質問をご覧になって、コメント欄からお願いします。

作品の写真をツイッターに載せる場合は、「@cotoro_net」をコメント内に入れていただけると私も作品写真を拝見することができます。

その際には、どの型紙を作ったかや、アレンジした場合はアレンジした箇所、型紙を拡大・縮小した場合はその倍率などの情報を合わせて載せていただけると、他の方の参考になると思います。

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コメント一覧
  1. はるち says:

    いつも使用させて頂いています!
    友人の結婚にさいし、ステラ・ルーちゃんにセーラーセレネティのドレス作成をお願いされました!
    そこでセーラーセレネティの型紙を作って頂けないでしょうか(>_<)?

  2. ことろ says:

    はるちさんへ
    いつも使っていただいてうれしいです(*^ ^*)
    たくさんのリクエストをいただくため、次に作るものは投票で決めさせていただいています。
    詳しくはこちらをごらんください。
    https://www.cotoro.net/archives/cat_60251494.html
    プリンセスセレニティのエンパイアラインのドレスのことでよろしいでしょうか。
    既存の型紙をアレンジして作る場合は、
    ギャザースカート https://www.cotoro.net/archives/65564943.html もしくは
    プリンセスラインのスカート https://www.cotoro.net/archives/cat_60251494.html
    を元にアレンジして、生地はシフォンやジョーゼットなどの柔らかいものを使ってみください。
    それに、ビスチェ https://www.cotoro.net/archives/65619905.html を付けるとドレスっぽくなると思います。

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