作り方(つづき)
【26】フードを下の写真のように置きます。そして、赤・黄矢印の位置を確認してください。これから同じ色の矢印同士を合わせます。
※ フードには左と右があるので間違えないようにしてください。
【27】同じ色の矢印同士を重ねます。中表に重なっています。
【28】同様にもう一方のフードも重ねてクリップなどでとめます。
【29】縫い代1cmで黄色線を縫います。耳穴をあける場合は赤線の部分は縫わないようにしてください。耳穴位置は型紙に書いてありますので参考にしてください。
※ 耳穴が必要ない場合は赤線も縫ってください。
【30】縫い代を開いてアイロンをかけます。※ 今回使った布はアイロンをかけても、折り目がつきにくいためクリップで縫い代を止めています。
【31】【耳穴をあける場合のみ行う】耳穴部分を囲むように黄色線を縫います。
【32】フードを中表に重ねます。
【33】まず、縫い目同士を合わせて黄色丸位置のクリップを止めます。次に端を合わせて赤丸位置のクリップをとめてから、そのほかのクリップをとめてください。
【34】黄色線を縫い代5mmで縫います。
【35】表に返します。
【36】フードの入り口を裏に2.5cm折り返してクリップなどでとめます。
※ ひもを通す場合は、この裏に折り返した部分にひもを通すことになります。
【37】【ひも通し口をあける場合のみ行う】型紙を参考にしてバランスを見ながらひも通し口(ボタンホール)の位置にしるしをつけます。2か所あります。
※ 首回りの縫い代(5mm)、裏に折り返した部分にひもを通すことを考慮して位置を決めてください。
【38】【ひも通し口をあける場合のみ行う】一番下のクリップを外して、さきほど付けた印の位置にミシンのボタンホールモードでボタンホールを作ります。
【39】【ひも通し口をあける場合のみ行う】リッパーなどでボタンホールの中心に穴をあけます。
【40】【ひも通し口をあける場合のみ行う】もう一度クリップを止めなおします。【41】黄色線を縫います。ひもを通す場合は、写真のように折り返した端のギリギリを縫ってください。
【42】後身頃の中心に印をつけ、フードの中心(縫い合わせた部分)の位置を確認します。
【43】先ほど確認した黄色矢印位置を中表に合わせてクリップなどでとめます。ここが首の後ろにあたります。
【44】前身頃の中心(黄色矢印)から5mmの位置2か所(青矢印・赤矢印)にしるしを付けます。そして、フードの端(赤矢印・青矢印)の位置を確認します。
【45】先ほどの青矢印どうしを合わせて、クリップでとめます。
【46】同様に、先ほどの赤矢印どうしを重ねてクリップでとめなおします。ここが首の前(のど)にあたります。
※ 赤矢印と青矢印の距離が1cmなので、フードの端は1cm重なることになります。
【47】先ほどとめたクリップの間をぐるりと1周クリップでとめます。
【48】ぐるりと1周縫い代5mmで黄色を縫います。
【49】【省略OK】先ほど縫った、前身頃部分の縫い代を前身頃側に倒します。そして、縫い代の上の黄色線を縫います。
【50】ソデを中表に、前身頃と後身頃も中表に合わせます。そして、袖の下やわきの下をクリップなどでとめます。【51】黄色線を縫い代5mmで縫います。
【52】表に返します。
【53】スソの布を中表に半分に折ります。
【54】端を綺麗に合わせてクリップなどでとめます。
【55】縫い代5mmで黄色線を縫います。
【56】外表に半分に折ります。
【57】前身頃の中心(赤矢印)と後身頃の中心(黄色矢印)にしるしをつけます。また、スソの縫い合わせた部分(黄色矢印)の位置を確認します。そして、スソの縫い合わせ部分の反対側(赤矢印)にもしるしをつけます。
※ 中心を決めるときは布を半分に折ると簡単です。
【58】先ほどつけたしるしの、赤矢印どうし・黄色矢印どうしをクリップなどで合わせてとめます。
※ この時、スソの布の方が身頃のスソよりも小さいので身頃の布が少したるんだ状態になります。
【59】袖口の時と同じように、スソの布を引っ張りながら身頃のスソの長さと合わせてからクリップなどでとめます。
【60】黄色線を縫い代5mmで縫います。※ 縫うときは、スソの布を少し引っ張って身頃の布と長さを合わせながら縫うとうまくいくと思います。
【61】スソを表に返します。
【62】【ひも通し口をあける場合のみ行う】ひも通し口にひもを通します。
【63】【ひも通し口をあける場合のみ行う】ひもをカットして先を結びます。
これで出来上がりです。お疲れさまでした♪