無料型紙ダウンロード
実寸大の型紙です。「余白なし(余白ゼロ)」の設定で、A4用紙に印刷して使ってください。うまく実寸大に印刷できない場合はこちらをご覧ください。
型紙の実線が布を切るラインです。点線は、縫い代もしくは出来上がり線です。「わ」と書いてあるところは、布を2つに折り、折った部分を「わ」に重ねて2枚の布を一緒に切ります。
2016年11月4日追記:
このジャケットを改良したスリムジャケットをUPしました。
特別な理由がない限りスリムジャケットの方の型紙を使ってください。
下記画像をクリックして、画像(JPG)でダウンロードもできます。
※ 見返し部分は、どちらの方向が「たて」でも構いません。気にされる場合は、地の目が左右対称になるようにしてみてください。
お約束
型紙及び作り方の再配布・転載・販売はしないでください。
詳細はこちら
ミシンで縫うときのコツ
返し縫いをするときに、布と糸がグチャグチャになってしまう人は必見!
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作り方
【1】布を切ります。そして、赤線の部分にほつれ止めをします(縫いぐるみの服なのでほつれ止めを全くしないという考えもアリです)。今回は、ほつれ止め液を使いましたが、ロックミシン、家庭用ミシンのジグザグ縫いを使ってもいいですね。
【2】ソデの袖口部分を裏に1cm折って赤線を縫います。
【3】表エリと裏エリを中表に重ねて、赤線を縫います。型紙の点線を参考に、チャコペンなどで印をつけてから縫うとやりやすいです。
【4】縫い代のカドを切り落とし(赤線)、切り込みをいれます(緑線)。
【5】表に返してアイロンをかけます。このとき、V時の切れ込みのとがった部分が少し丸くなっていても大丈夫です。
【6】V時の切れ込み部分で半分に折ります(型紙の緑線を参考)。そして、縫い代1mm~2mmで赤線を縫います。
【7】縫い代は赤矢印の方向に倒してください。
【8】後身頃を中表にあわせ、背中の中心を縫い代1cmで縫います。縫うのは、型紙の「開き止まり」までです。そして、縫い代を割ってアイロンをかけます。
【9】前身頃と後身頃を中表に合わせ、肩の部分を縫い代5mmで縫います。
【10】後身頃と前身頃を開いて、縫い代を後身頃側に倒してアイロンをかけます。【11】身頃の表に、裏エリを合わせて置きます。このとき、前身頃の端とエリの端を合わせてください。そして、赤線を縫い代3mmで仮縫いします。(手縫いで仮縫いして後で解く場合は好きな位置を仮縫いしてOKです。)
【12】さらに、見返しの裏を上にして置きます。そして、緑線を縫い代1cm、赤線を縫い代5mmで縫うのですが、注意して欲しいことがあります。
それは、エリ(黄色線)と赤線の曲がり角(黄色矢印)が重なるようにするということです。手縫いで仮縫いして、チャコペン等で印を付けてからミシンで縫うとやりやすいです。
【13】赤線のように、縫い代のカドを切り落として切れ込みをいれます。黄色線は見返しの部分だけを切って前身頃は切らないでください。
【14】見返しを表に返します。赤丸の部分を見て、前身頃のカドからエリが始まっていることを確認してください。
【15】エリと身頃の間の、身頃の上を縫います。縫う位置は、エリから1~2mmです。
【16】身頃とソデを中表に合わせて縫い代5mmで縫います。見返しを一緒に縫ってしまわないように注意してください。
※ ソデの付け方が分かりづらい場合は、学生服の作り方の工程【5】~【8】を参考にしてください。
【17】前身頃と後身頃を中表に合わせ、ソデも中表に合わせます。そして、縫い代5mmで赤線を縫います。
【18】スソを裏側に1cm折り、アイロンをかけます。このとき前身頃にもアイロンをかけてください。
【19】赤線を縫い代2mmぐらいで縫います。
【20】手縫いで仕上げをします。表に縫い目が出ないように注意してください。(1)見返しを背中の中心の縫い代に縫い付けます(1箇所)
(2)見返しを方の縫い代に縫い付けます(2箇所)
(3)ソデの縫い代を開いて、袖口に縫い付けます(2箇所)
【21】最後にボタンを付けて出来上がりです。
私はスナップボタンを2箇所付け、飾りにボタンを3個つけましたが、ボタンホールを開けても良いですね。
編集後記
前回作った燕尾服の無料レシピを元にジャケットを作りました。色々とアレンジしてみてくださいね。