暑い夏を少しでも涼しく快適に過ごせるマスクを考えてみました。裏地なしで布一枚で作る薄いプリーツ布マスクの作り方です。夏用の冷感Tシャツやスポーツ用Tシャツのリメイク(Tシャツを切ってマスクを作る)におすすめです。
大人(ふつう)サイズ・大人(小さめ)サイズ・子供サイズを作りましたが、大きさを変えればいろいろなサイズが作れます。サイズの変更方法解説もしています。
難易度:★☆☆☆☆
制作時間:20分~1時間
出来上がりサイズ(プリーツを畳んだ状態)
大人(ふつう) :横 約17cm×縦約9cm(成人男性~成人女性、中高生)
大人(小さめ) :横 約14cm×縦約9cm(成人女性~小学生、女子中高生)
子供 :横 約11cm×縦約9cm(小学生~幼児)
※写真をクリックすると大きな写真が表示され、詳細を確認できます。
完成写真 と 解説
まずは完成写真を見て出来上がりのイメージをつかんでください。
無料型紙や作り方は次のページにあります。(「おすすめの道具」の紹介が終わった後にある「次ページ:無料型紙ダウンロード」をクリックすると次のページへ行けます)
使い捨てマスクとして一般的なプリーツタイプのマスクと同じような形です。
鼻の部分にワイヤー(ノーズフィッター)が入っています(省略可能)。このヒマワリの布はハンカチ(さらし・手ぬぐいのような生地)をリメイクしたのですが、折り目が付きやすいく(=プリーツが作りやすく)縫いやすかったです。
裏地はついていません。
こちらのいちご柄は、ダブルガーゼを使っています。先ほどの さらし やこのようなガーゼは目が粗くて息がしやすく、湿気も吸ってくれるので快適です。ですが、目が粗いのでいろいろなものを通してしまいそうなので、用途に合わせて選択してみてください。
こちらの白いマスクは、汗をすばやく吸収拡散する生地(ナイロン・ポリエステル)で作りました。夏用やスポーツ用のTシャツ生地です。しわになりにくいので、見た目もきれいです。
ただ、シワになりにくいということは、プリーツの折り目が付きづらく、またニット生地(伸びる生地)なので縫いにくいです。初心者さんは、折り目が付きやすいガーゼや さらし などの綿(めん)生地で練習して(試作して)から挑戦してみてください。
ヒマワリ柄のマスクは、大人(ふつう)サイズ、白いマスクは、大人(小さめ)サイズ、苺柄のマスクは、子供サイズ(縦マイナス1cmバージョン)サイズです。
マスクを付けるときに、プリーツをたくさん広げて目のすぐ下からアゴまですっぽり覆ってしまうと暑くなりやすいです。暑いときには、小さめのマスクでプリーツをあまり広げず、顔を覆う面積を少なくしてみてください。
現在ご覧になっているページは、裏地なしプリーツ布マスクの作り方です。
↓裏地ありのプリーツ布マスクの作り方はこちら。
↓立体マスクの作り方はこちらです。
材料(分量はマスクのサイズで変わります)
※ ワイヤーは市販の使い捨てマスク(ノーズフィッター付き)を分解すると手に入ります。そして、大人(ふつう)サイズは約11cm、大人(小さめ)サイズは9cm、子供サイズは約7cmにカットしてください。
このマスクをたくさん作りたい場合は、テクノロート(形状保持テープ・プラスチックの針金)を使うと無駄がなくなります。
耳が痛くなりやすい方は平タイプを試してみてください。
おすすめの道具
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オルファ ホビーロータリー 18mm(布を切るときにはさみより使いやすいです)
道具の使い方やその他の道具はこちらの記事をご覧ください