エリを付ける
【24】エリの中心と後身頃の中心に印をつけます(赤矢印)。そして、写真のように表を上にしておきます。
【25】先ほど確認した赤矢印の位置を合わせてクリップなどでとめます。エリの端と、前身頃の端から1.5cmの位置を確認します(青矢印)。
【26】青矢印同士をクリップなどでとめます。
【27】クリップの間もとめます。
【28】赤線を縫い代2~4mmぐらいで縫います。これは仮止めですが、あとで糸をほどきません。
見返しを付ける
【29】写真のように、身頃の表が見えるように、見返しの裏が見えるように置きます。そして、見返しの背中の中心(縫い合わせた部分)と、後身頃の背中の中心(縫い合わせた部分)の位置を確認します。
【30】背中の中心同士を重ねて、クリップなどでとめます。そして、前身ごろと見返しのカドの位置を確認します。
【31】見返しと前身頃のカドを合わせてクリップでとめます。
【32】見返しにそって、残りのクリップもとめます。
【33】青線を縫い代5mmで、赤線を縫い代1cmで縫います。
【34】カドの縫い代を切り落とし、カーブがあるところはミシン線に垂直に切り込みを入れます。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。
【35】見返しを表に返します。カドの部分は裏側からヘラなどを入れてピッシと整えます。
【36】このようになります。
【37】赤線を縫ってステッチをかけます。見返しと身頃の上で、エリから2~4mmぐらいの位置です。前身頃の端から1.5cm(青矢印)は縫わないで置くと、このミシン線が外から見えにくくなります。
袖口を付ける
【38】ソデの袖口にあたる部分にギャザーを寄せるのですが、やり方は肩にギャザーを寄せてたときと同じです。
まず、縫い代3mmぐらいで荒いなみ縫いにして最後は玉止めをせずに針に糸を通したままにしておきます。この時、端から2~3cmは縫わないでください。
【39】袖口の布を外表に半分に折ります。内側が裏、外側が表になるように折るという意味です。
【40】ソデにつけっぱなしだった糸を引っ張って袖口の布と同じ長さにします。
【41】ソデの表に袖口の布をクリップなどでとめます。この時、袖口の「わ」になっている方が写真では上になっています。言い換えると、袖口の切りっぱなしになっている方とソデの布の端を合わせるということです。
【42】ソデと袖口の長さが同じになっているか確認して、糸を玉止めして切ります。
【43】縫い代5mmで赤線を縫います。ギャザーが均等になるように目打ちなどで整えながら縫うときれいに仕上がります。
【44】袖口の「わ」になっている方を外側に倒し、縫い代をソデ側に倒すと、ソデがふんわりとします。
【45】反対側の袖口も付けます。
脇をつなげる
【46】ソデを中表に合わせて、前身頃と後身頃も中表に合わせてクリップなどでとめます。
【47】赤線を縫い代5mmで縫います。
スソを縫う
【48】スソを裏側に1cm折ってクリップなどでとめます。
【49】赤線部分を縫ってとめます。
ボタンを付ける
【50】ぬいぐるみに着せてみて、ボタンをつける位置をきめます。女性ものの洋服は右前身頃が外側になります。男性ものは逆になります。
【51】私はボタンは飾りとして右前身頃につけました。ボタンを付けた位置は下の写真のような位置ですが、ボタンの大きさによってもかわりますので、バランスを見ながら位置を決めてください。
【52】ボタンの裏側にスナップボタンを付けました。私は面倒なので2か所しか付けていませんが、3か所につけた方が安定します。
【53】スナップボタンではなく、ボタンホールをあけてもいいと思います。
これで出来上がりです。お疲れさまでした♪