ダッフィー&シェリーメイ(身長43cm)サイズの縫いぐるみに付けられる「ハーネス」の無料レシピです。一緒にお散歩するときに、背中のナスカン(フック)をショルダーベルトやバッグに付けると紛失や誘拐の対策になります。ハーネスをつけた上にコスチュームを着せてご利用ください。
大きさを変えて作れば他のサイズの縫いぐるみにも付けられます(参考記事)。自由にアレンジしてください。
■ 難易度: ★★☆☆☆
■ 製作時間: 15分~1時間
※写真をクリックすると大きな写真が表示され、詳細が確認できます。
完成写真 と 解説
まずは完成写真を見て出来上がりのイメージをつかんでください。無料型紙や作り方は次のページにあります。
首の後ろにフックがつきます。
ハーネスを背負うように付け、胸の前でとめています。私は移動カンをつけましたが、マジックテープをつけてもいいですね。
ハーネスの上に服を着せ、後のエリからフックを出します。
丸いキルティングは省略OKです。服を着せないと、フックのあたりがブラブラとしてしましますが。
バッグの金具などに引っ掛けてお散歩してください。
バッグの外に付けると安定しないので、外に付けた場合は優しく手で支えてあげてください。一緒に写っているカゴバッグの無料レシピはこちら。
はずすと、こんな形です。
実は、裏と表を反対にしても使えます。今回は同じ柄のキルティングを使いましたが、裏と表で違う柄のキルティングを使うと気分によって使い分けられます。
ヒモを使って簡易ハーネスにすることもできます。
(1)右の腕の付け根に引っ掛けます。このとき、片方のヒモを長くしてください。
(2)長いほうのヒモを左の腕の付け根に引っ掛けます。
(3)背中の中心でヒモを結びます。
(4)先ほど掛けた腕の付け根のヒモを、別のヒモ(写真の青ヒモ)で結びます。
材料
(分量は概算です。参考までに)
・キルティング・・・10cm×20cm
・アクリルテープ・・・幅25mmを、110cm
・リュックカン(移動カン)・・・25mm用を1個
・ナスカン・・・25mm用を1個
※キルティングではなく、合皮などの厚手の布でもOKです。
今回使った材料
(写真をクリックすると詳細が表示されます)
おすすめの道具
オルファ ホビーロータリー 18mm(布を切るときにはさみより使いやすいです)
道具の使い方やその他の道具はこちらの記事をご覧ください
お約束
型紙&作り方の再配布・転載・販売はNG
出来上がった作品を販売するのはOK
詳細はこちら
作り方
材料を写真のように切ります。
テープ(胸周り)の中心を縫いぐるみの背中に合わせ、胸の前でクリップ(洗濯ばさみ)でとめます。このとき、テープと縫いぐるみの間に隙間があかないようにしてください。
テープ(肩)をテープ(胸周り)にボンドで仮止めし、クリップで固定します。このとき、テープ(胸周り)に対してテープ(肩)を垂直につけず、外側にななめになるようにします。(逆ハの字?)
※縫いぐるみにボンドが付かないように注意してくだい
胸の前で止めたボンドが乾かないうちに、背中の部分も同様にして、ボンドで仮止めします。このとき、テープと縫いぐるみの間に隙間が出来ないように角度と長さを調整してください。必要に応じて、胸の前で止めたクリップもとめなおします。
ボンドが乾いたら縫いぐるみからはずし、写真の青線をミシンで縫います。
テープ(背中)をナスカンに通して半分に折り、青線を縫います。
テープ(胸周り)にテープ(背中)をかさね、写真の青線を縫います。
キルティング(背中)でテープをはさみ、ボンドで仮止めします。
キルティングのまわりにジグザグミシンをかけます。
同様にして、キルティング(胸)もジグザグミシンでつけます。
縫いぐるみにハーネスをつけ、移動カンを通して、胸の中心になる位置に移動します。
※ 移動カンではなく、マジックテープをつけてもOKです。
ハーネスを縫いぐるみからはずし、
(1)テープを先ほど決めた中心の位置で半分に折って、写真の青線を縫います。
(2)余分なテープをカットします。
(1)(2)(3)ハーネスをもう一度縫いぐるみに付け、もう片方のテープを移動カンに通します。
(4)余分なテープをカットします。
テープの端がほつれてくるときは、ライターの火であぶってほつれ止めします(火の取り扱いには十分注意してください)。ほつれ止め液を使っても良いですね。
これで、出来上がりです。