実用的な、大きめカゴバッグの無料レシピです。意外と丈夫なので500mlペットボトルを入れても大丈夫です。エコクラフト(ハマナカ)は高いので、類似品の激安クラフトバンド(結び屋さんで購入)で作りました。
別記事に、このカゴに「巾着袋のような口のつけ方&無料型紙」と「内ポケットのつけ方&無料型紙」もあります。合わせてご覧ください。
■ 難易度: ★★☆☆☆
■ 製作時間: 3時間~6時間
■ サイズ:横32cm×高さ24cm×マチ10cm
※写真をクリックするとより大きい写真が表示されます。
完成写真 と 解説
まずは完成写真を見て出来上がりのイメージをつかんでください。無料型紙や作り方は次のページにあります。
持ち手は下に倒れるので、クローゼットに収納するときや物を出し入れするときに邪魔になりません。底の横幅が一番せまくなっていて、そこから上に5cmぐらいまでは徐々に広くなっています。それよりも上は幅は広がっていません。側面は主に、「追いかけ編み」をしています。
クラフトバンドは2色使っています。メインの色は茶色ですが、側面の下のほうに2箇所・入り口・持ち手にこげ茶色を使っています。
持ち手を立ち上げたところです。持ち手はこげ茶色ですが、飾りに茶色のクラフトバンドも使っています。
持ち手は内側にも倒れます。
底です。意外と丈夫なので500mlのペットボトルを入れても大丈夫です。
材料
(分量は概算です。参考までに)
・クラフトバンド(茶色)
・・・マロン色、12本取り約30m
・クラフトバンド(こげ茶色)
・・・モカ色、12本取り約10m
クラフトバンド購入時の注意
同じ12本取りでもクラフトバンドの種類(製造元)や色によって幅が違うため、同じ作り方をしても出来上がりの寸法が少し変わります。
例えば、エコクラフト(ハマナカ)やアミングテープの幅は15mmですが、激安クラフトバンドは14mm~16mmです。ちなみに今回使ったマロン色は約14mm、モカ色は約14.5mmです。
おすすめの道具
道具の使い方やその他の道具はこちらの記事をご覧ください
お約束
型紙&作り方の再配布・転載・販売はNG
出来上がった作品を販売するのはOK
詳細はこちら
クラフトバンドの基礎
クラフトバンドを切る
最初にまとめて切っておいてもいいですし、使う直前に切るのもありです。
底面(ベース)用
横ひもA・・・茶色9本どり。30cm×6本
横ひもB・・・茶色6本どり。1m×5本
始末ひも・・・茶色6本どり。10.5cm×4本
縦ひも・・・茶色6本どり。80cm×12本
側面用
編みひもA・・・茶色3本どり。5m×12本ぐらい
編みひもB・・・こげ茶色8本どり。85cm×3本
持ち手用
補強ひも・・・こげ茶色5本どり。9cm×4本
持ち手ひも・・・こげ茶色6本どり。145cm×2本
持ち手巻きひも・・・こげ茶色2本どり。3m×2本
持ち手飾りひも・・・茶色3本どり。35cm×2本
作り方(底を作る)
「横ひもA」と「横ひもB」を中心を合わせて交互に置き、端を「始末ひも」にボンドをつけてとめます。始末ひもは表と裏の両方につけてください(合計4箇所)。
※大きいカッターマットの上で作業するとマス目があるので便利です。
※この説明でよくわからない場合は、シンプルなカゴの作り方の工程【2】~【5】を参考にしてください。
横ひもの間に「縦ひも」を交互に差し込みます。そして、間隔が均等になるようにして中心を合わせ、縦ひもと横ひもが接している端をボンドでとめます(赤丸)。
縦ひもと横ひもを底面に沿って立ち上げます。
底面の角の部分を丸く切り落とします(4箇所あります)。
作り方(側面を作る)
「編みひもA」を2本、「横ひもB」の内側にボンドでとめます(赤丸)。互い違いになるように編みひも2本で2段分を編んでいきます(追いかけ編み)。
編みひもが浮いてきてしまうので、編みひもを底面に押し付けるように洗濯ばさみやクリップで押さえながら編み進めます。少しずつ横幅が広くなるように、8段(4周)まで編みます。そして、「横ひもB」の裏側にボンドで止めて切ります。
「編みひもB」を「横ひもB」の内側にボンドでとめ、先ほど編んだ「編みひもA」と互い違いになるように編みます。1段編んだら端をボンドでとめます(赤丸)。
次に「編みひもA」で6段(3周)追いかけ編みをします。これ以降はかごの横幅が広がらないように形を整えながら編んでいってください。
さらに、「編みひもB」で1段編み、その後「編みひもA」で46段(23周)追いかけ編みをします。(お好みに合わせて編む段数を変えてください)。また、途中で編みひもがなくなったら、「横ひもB」の裏側でボンドでつなぎ合わせてください。
最後に、「編みひもB]で1段編みます。
作り方(入り口を作る)
写真のように、持ち手を付けるための「縦ひも」を4本残して、下記の処理を行います。
(1)縦ひもor横ひもを反対側におり、2段下の編みひもまでの長さに合わせて切ります。
(2)裏側の端にボンドをつけます。
(3)編みひもに差し込みます。
(4)よく押さえて固定します。
作り方(持ち手を作る)
「持ち手ひも」の両端を5cm折り、写真のように3つ折りにします。(輪に束ねたひもをつぶすイメージです)
ボンドで全体をとめて曲線になるように形を整えます。このとき、端を輪にします。
(1)「持ち手飾りひも」を端から5cmぐらいの外側にボンドでとめます(赤丸)。そして、「持ち手巻きひも」の端にボンドをつけて持ち手の輪の中に差し込みます。
(2)10回ほど持ち手に巻きつけ、「持ち手飾りひも」の下を通して3回巻きます
(3)「持ち手飾りひも」の外側と内側に交互に3回ずつ巻きつけます。
(4)最後は、「持ち手飾りひも」の外側に10回巻きつけてボンドでとめます。
持ち手は2本作ります。
「補強ひも」全体にボンドをつけて、「縦ひも」の外側に接着します。このとき、赤丸の部分で編みひもの下にいれます。次に、余った縦ひもをカットします。
持ち手を通して、縦ひもを編みひもの下にボンドで固定します(赤丸)。そして、まだボンドが乾く前の柔らかいうちに形を整えます。