ソーイング道具・クラフトバンド道具・型紙作成道具などを、使い方のアドバイスを交えて紹介します。
この記事は、私が使っている道具が変わったり追加されたときに随時更新します。たまにのぞいてみてください。
ミシン
ジャノメJP-510(古い機種なので現在は販売されていません)
古い機種なので現在は販売されていません。なので、似た価格帯で似た機能のミシンはこちら
安すぎるミシンは便利な機能が少なくて不便だったり、パワーがなかったりで結局使わなくなることが多いようです。反対にもっと高価なミシンは使わない機能が多すぎることもあります。
このミシンは、子供の入園グッズを作ったり、これからソーイングを始めようとしている人にぴったりの必要十分なミシンです。
アーチザン630
ロックミシン(ほつれ止め専用のミシン)です。これは、初めてのロックミシンにぴったりです(安いけれど最低限の機能があります)。巻ロックというほつれ止めをフリルの端にすると、アクセントになって可愛いいですよ。これは2本針4本糸ですが、1本針3本糸でもいいですね。このミシンのレビュー記事はこちら。
おすすめのミシン
初心者さんに使いやすいおすすめのミシンを価格帯別に紹介した記事を作りました。これからミシンを始めてみたい方は参考にしてみてください。ミシン用語についても解説しています。
仮止め用道具
クロバー 仮止めクリップ おすすめ度 1位!
マチ針よりも簡単に止められるので便利です。ミシンで縫っているときにマチ針だと一緒に縫ってしまうことがありますが、これは取り忘れることがないので快適です。通常タイプは30個、ロングタイプは8個もってます。
リストバンド付き針山(ピンクッション)
自分で作った物を使っています。
マチ針
ポケットを付けるときに仮止めするなど、クリップを使えない部分に使っています。クリップの方を愛用しているのでほとんど使いません。
ほつれ止め
ほつれ止め ピケ おすすめ度 2位!
ほつれ止め液です。縫いぐるみの服など、ジグザグミシンやロックミシンがしづらい小さい作品にはほぼ必須のアイテムです。
これを布の切り口に薄く塗るだけでほつれ止めになり、洗濯・ドライクリーニングしても効果が持続します。私はA3のコピー用紙の上で布にこれを塗って、そのまま30分ほど乾かしています(新聞紙や広告の上でやると印刷のインクがにじんで布に移るので注意)。
塗った部分は少し硬く、若干色が濃くなります。薄い布地は縫いにくいものですが、この液を塗ると縁が硬くなるので縫いやすくなって一石二鳥です。穴が開いてしまった衣服に塗って乾かしてから縫うと穴をふさぎやすいです。
他にも、ボタン糸のほつれ止めにもいいですよ。ボタンの糸の部分にちょっと塗るだけでほつれにくくなります。家庭に1本あるといろいろと使えて便利です。
以前、筆ペンタイプのほつれ止め液を試してみたのですが、私にはこのボトルタイプの方がぬりやすかったです。逆に、ボトルタイプが塗りづらい方は筆ペンタイプを試してみてもいいかもしれません。
ジャノメJP-510
前述の家庭用ミシンです。これのジグザグ縫い(ジグザグぬいたち目かがり・かがり縫い)がほつれ止めになります。このとき、付属の「かがり押さえ」を使うと綺麗に出来ます(ロックミシンには負けますが)。巾着袋などをサっと作りたいときに使っています。
アーチザン630
前述のロックミシンです。既製品の洋服のようなほつれ止めができます(下の写真の白い布の縁)。
入園グッズを大量に作るときや、人間の服を作るときに使っています。
このロックミシンは「巻ロック」も出来るので、フリルの縁などをとても可愛くできます(下の写真のドレス)。
ピンキングはさみ
布目に対してナナメにきるとほつれにくいという特性を使ったほつれ止めです。洗濯するとほつれてくる場合があるので、洗濯しないものに使うのがいいですね。私は2,000円ぐらいのものを使っています。ちなみに、紙用の安いギザギザはさみでは布は切れないので間違えて買わないように注意してください。ほつれ止め液を使うようになってからは出番が少ないです。
切る道具
クロバー 糸切はさみ 「ブラック」 プロ仕様
軽い力で簡単に糸が切れます。
オルファ ホビーロータリー おすすめ度 4位!
オルファ ホビーロータリー 18mm(布を切るときにはさみより使いやすいです)
刃の直径が18mmと小さいロータリーカッターです。縫いぐるみの服など曲線がきつくて細かい布を切るのに適しています。布の上に型紙を置いて文鎮(ぶんちん)でおさえて切ります。
布以外に、紙を切るのにも適しています。
クロバー ロータリーカッター 28mm
直径が大きめなので厚い布地を切るときや、厚いアルミ定規(カッター定規)を使って布を直線に切るのに便利です。(上記直径18mmのロータリーカッターでは、厚いものを切ると定規に中心軸があったって切りにくいです。)
ちなみに、直径が大きいこのロータリーカッターでは直線や緩いカーブは切れますが、カーブのきつい曲線を切るのには向いていません。なので、切るものや切る形によって直径の異なる2つのロータリーカッターを使いわけています。
オルファ カッターマット A1 おすすめ度 5位!
A1サイズ(62cm×90cm)の大きいカッターマットです。ロータリーカッターで切るときにカッターマットが大きいと、一気に切れるしマットもずれにくいです。また、マス目があるので布の端を1cm折るときや、サイズを測るときにも便利です。
アルミ定規
私は1mの定規と30cmのアルミ定規を持っています。プラスチックの定規ですと、カッターの刃で定規が削れてしまします。
カッターの刃を定規に押し当てながら切りますが、押し当てる部分は高さがあるので直径が小さい18mmのロータリーカッターだと軸が当たって切れません。直径28mmのほうでしたら大丈夫です。
文鎮(ぶんちん)・ウェイト
ロータリーカッターで布を切るときに、布の上に型紙を置いてその上にこのウェイトを置いて切ります。書道の文鎮なども使っています。
印付け
クロバー 水性チャコペン・消しペン おすすめ度3位!
時間がたつと自然に消えるチャコペンです。すぐに消したい場合は「消しペン」でなぞると消えます。
表地に堂々と印がつけられるので、かなり便利です。
ただ、黒っぽい布では印が見えづらくなるので、その場合はしかたなく白い色鉛筆タイプのチャコペンを使います。
以前は、チャコエース2(紫)を使っていましたが、最近は消しペンが便利なのでこちらを使っています。
アイロン
クロバー パッチワークこて
普通のアイロンも持っていますが、縫いぐるみの服など細かいところのアイロンがけにはこのようなミニアイロンが使いやすいです。温度を2段階に調節できるのもいいですね。
アイロン接着のラインストーンや子供の名札をつけるのにも便利です。
ロレッツ スタンド式アイロン台
幅が広くて大きい布もアイロンがかけやすいです。切り売りの布の幅は大体110cmなので、水通し後にアイロンをかけるのが楽です。
また、高さが調整できるので、床に座ってかけたり、椅子に座ってかけたり、立ってかけたりできます。
その他の道具
掃除
布を切っていると糸くずが結構出ることが多いです。そのままにしておくと黒い布についてしまったり・・・。このクリーナーはとても使い勝手がいいです。充電池でも使えますよ。
ひも通し
ワイヤーでできているひも通しなので、直径の小さい縫いぐるみ用ズボンのゴムも簡単に入れられます。昔は、綿棒ぐらいの大きさの固いひも通しを使っていました。ですが、縫いぐるみのウエストゴムを入れようとしたところ、ウエストよりもひも通しの方が長く曲がらないため不可能でした。そこでこのワイヤーです。ワイヤーは曲がるのでスイスイ入っていきます。
また、このロングひも通しは、ゴムが抜け落ちにくい工夫がされています。赤と白の細長いプラスチック部分のうち、赤いプラスチックがスライドしてひもをおさえるのです。これは画期的ですね。
布を表に返したときに
ヘラ部分が金属でできています。布を表に返したときに、布の内側からヘラ(刀のような形の方)で押すと端がピシっと整います。また、反対側のヘラ(スプーンのような形の方)では縫い代を開いて折り目をつけるときに使えます。
ヘラで整えきれないとき、目打ちで外側から布をひっぱって整えます。ただ、やりすぎると布がほつれたりするので注意が必要です。収納
プラスチックの引き出しをたくさん積み重ねて、色は白+半透明で統一しています。全ての引き出しにはテプラでインデックスを付けているので、迷子になりにくいです。
プラスチックの引き出しは、積み重ねられますし、軽いので移動も簡単です。収納量を増やすのも買い足せばいいだけなのでおすすめです。
小さい引き出し(25cm×35cm×13cm)
・・・14個あって、糸・レース・ボタンなど細かいものを入れています。
大きい引き出し(35cm×43cm×21cm)
・・・14個あって、布・クラフトテープ・作品などを入れています。
たくさんある縫いぐるみの服は、セットごとにビニールのジッパー袋にふわっと入れて引き出しにしまっています。袋に入れるときに、空気をたくさん入れて膨らませておくとシワになりにくいです。
クラフトバンド(エコクラフト)の道具
オルファ カッターマット A1
A1サイズ(62cm×90cm)の大きいカッターマットです。これの上で作業するとマス目があるので、直角を図ったり長さを測ったり便利です。
アームレスラーベント
紙・厚手の布・金属・クラフトバンド・針金など色々なものが切れます。角度が付いているので、カッターマットのマス目でクラフトバンドの長さを計って、そこに置いたままこのはさみで切れます。
セメダイン 木工用ボンド(速乾)
クラフトバンド同士を接着するのに使用。
クロバー 仮止めクリップ
クラフトバンドを仮止めしたり、ボンドを付けた部分を押さえたりします。洗濯はさみよりも小さいので、細かい部分を仮止めするのに便利です。
ワシン つやだしニススプレー
仕上げに使うニスです。
型紙を作成するための道具
コミックマスター トレーサー A3
トレース台(透写台)です。型紙を修正するときに古い型紙の上に新しい紙を置くと、下が透けて見えるので修正が簡単です。型紙を清書するときにも使います。付属のカッターマットには1cmの方眼が付いていて半透明になっているので、これの上に紙を置いて書くと直角や直線の長さが分かりやすいです。
マールサシ
曲線の長さを測るのに使う、回転式メジャーです。曲線同士を縫い合わせる部分の型紙を作るのに便利です。
型紙用 不織布
紙のような布(布のような紙?)で、鉛筆で普通に線をかけます。縫いぐるみや人形の型紙を作るときには、これで型紙の試作品を作ってセロテープで貼りあわせて試着させます。
セロテープ
一般的なセロテープです。型紙を貼りあわせたりします。
マスキングテープ
型紙をトレース台で写すときに動かないように仮止めするのに使います。
撮影・記事を執筆するための道具
パーソナル写真スタジオ(XLサイズ)
作品の撮影に使います。このXLサイズはSサイズダッフィーを撮影するのにちょうどいい大きさです。バックスクリーンには薄ピンク色のケント紙を使って3箇所(上・右・左)からライトを当てています。そして、撮影した写真をパソコンで明るさ補正(レベル補正)をするとお店の商品写真のようになります。
Photoshop Elements
写真加工ソフトです。撮影した写真を加工したり、文字入れをするのに使います。
スキャナ
作成した型紙(コピー用紙にマジックで書いたもの)をスキャンしてパソコンに取り込みます。プリンタも一緒になっている複合機を使っています。
パソコン
写真を加工したり記事を書いたりします。
デジタルカメラ
作成工程の撮影や、完成作品の撮影に使います。