Part 3 です。Part 1をご覧になっていない方は、Part 1からお願いします。
作り方(後半)
【17】※ 写真は私の失敗作です(黄色線は正しいです)。型紙をみて、「身頃側」と書いてないほうを縫ってください。
(1)エリを中表に合わせて、黄色線を縫い代5mmで縫います。そして、縫い代のカドを切り落として、ミシン線に垂直に切り込みを入れます(青線)。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。
(2)表に返します。カドは目打ちやヘラなどを使って綺麗に整えてください。【省略OK】黄色線にミシンでステッチをかけます。
【18】後身頃の表の中心にエリの中心(エリの型紙の「身頃側」)を合わせて、クリップなどでとめます。つまり、エリの縫っていない側がクリップでとまることになります。
【19】後身頃~エリ~前身頃までクリップなどでとめてください。このとき、前身頃の端からエリまで2cm開きます。
※ 最初に、エリの端を2箇所、背中の中心の1箇所をとめてから残りをとめるとうまくいきます。
クリップのとめかたは、「男子学生服の作り方」の工程【12】~【14】も参考にしてください。
【21】見返しを中表に合わせて、黄色線を縫い代5mmで縫います。
【22】エリを身頃と見返しで挟むように中表に合わせます。まずは、前身頃のカドと後身頃の中心をクリップなどでとめてください。
【23】その後、残りのクリップを留めると綺麗にそろいます。
【24】黄色線を縫い代5mmで縫います。
【25】縫い代のカドを切り落とし、ミシン線に垂直に切り込みを入れます。このとき、ミシン線を切らないように気をつけてください。
【26】見返しを表に返します。カドは目打ちやヘラなどで綺麗に整えてください。このとき、エリの端と見返しの端までは、1.5cmになります。
【27】見返しの上をミシンでステッチをかけます。
【28】前身頃と後身頃を中表に合わせ、ソデも中表に合わせます。そして、縫い代5mmで黄色線を縫います。
【29】【省略OK】前身頃と後身頃の間の縫い代を後身頃側に倒して、縫い代にステッチをかけます。
【30】パンツを表に返して、身頃の中に入れます(中表にあわせるという意味)。このとき、いくつかのポイントがあります。・ パンツの後の中心と後身頃の中心を合わせる。
・ 前後パンツの接続部と、前後身頃の接続部を合わせる。(上半身と下半身のサイド同士を合わせるという意味)。
・ 左前身頃を内側(パンツに近い側)にして、前身頃の端を1.5cmずつ重ねる(青丸)。
そして、黄色線を縫い代5mmでぐるりと縫います。
【31】【省略OK】縫い代を身頃側(上半身側)に倒し、縫い代の上にぐるりと一周ステッチをかけます。
【32】【省略OK】しっぽ穴を開ける場合
(1)縫いぐるみにつなぎを着せてしっぽの位置に印をつけます。
(2)先ほどつけた印の間を、ミシン線で囲みます。裏側から縫うとやりやすいです。
(3)お尻の中心のミシン線をリッパーなどで切って穴をあけます。
(4)私は、ウエストライン下から1.5cmの位置を、4.5cm開けました。
これで出来上がりです。お疲れ様でした。