見返しを付ける
【23】見返しを中表に合わせます。
【24】縫い代5mmで赤線を縫います。
【25】縫い代を開きます。
【26】身頃の表を上にして置き、見返しは裏を上にしておきます。そして、見返しの縫い目と後身頃の中心の位置(赤矢印)、前身頃の上の位置(緑矢印)、前身頃の下の位置(黄色矢印)を確認します。
【27】そのまま見返しを持ち上げて身頃の上に乗せ、先ほど確認した位置同士をクリップなどでとめます。つまり、身頃と見返しは中表に合わせることになります。
【28】クリップの間をさらにクリップでとめます。
【29】青線と赤線を縫うのですが、青線は縫い代5mm、赤線は縫い代1cmで縫ってください。
【30】カドの部分の縫い代を赤線のように切り落とします。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。(写真には2か所しか写っていませんが、写っていない反対側も同じように2か所あります)このように切り落としておくと、のちほど見返しを表に返すときにゴワつきにくくなります。
【31】首のカーブの部分に、ミシン線に垂直に切り込みを入れます。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。
【32】見返しを表に返します。
【33】前身頃の上と下のカド(黄色丸)は目打ちやヘラなどで綺麗に整えてください。
脇をつなげる
【34】前身頃と後身頃を中表に合わせます。
【35】ソデの下から脇にかけて赤線を縫い代5mmで縫います。
スソを縫う
【36】縫った部分を開き、スソを裏側に1cm折り返してクリップなどでとめます。
【37】スソと見返しの上の赤色線を縫い代2~5mmぐらいで縫います。
ボタンを付ける
【38】縫いぐるみに実際に着せてみます。洋服は一般的に男性は下の写真のように左前身頃が外側になります。女性は逆に右前身頃が外側です。ノド付近のエリとエリの隙間は、5mm~1cmぐらいになるように型紙を作っていますが、縫いぐるみには個体差があるため、ふくよかさんですともう少し開くかもしれません。
【39】ボタンを付ける位置にしるしを付けます(時間が経つと消えるチャコペンを使うと便利です)。付ける位置は実際に縫いぐるみに着せてバランスを見て決めてください。下の写真は私が実施に付けた位置です。参考までに。
※私は左右のボタンとの間を6cmにしましたが、縫いぐるみに着せたときにどのくらい前身頃を合わせたかによって5~7cmぐらい変わると思います。
【40】私は共布(身頃などと同じ布)で作ったクルミボタン(直径1.2cm)を6個付けました。今回は、私が使ったクルミボタン作成キットでの作り方を参考までに紹介します。(クルミボタン作成キットにはいろいろな種類があるため、実際にはそのキットに付属する作り方を参照してください)
【41】布を直径2.5cmぐらいの円形にカットします。
【42】台座に載せて、
【43】ドーム状のパーツを入れ込みます。
【44】布をドームの中に入れ込んで、
【45】ボタンの足が付いたパーツを載せます。
【46】青い器具でさらに力強く押し込みます。
【47】足がはめ込まれました。
【48】これでクルミボタンが出来上がりです。
【49】同じようにして合計6個作成します。
【50】ボタンを縫い付けます。
【51】左前身頃の裏側と右前身頃の表側の合わさる位置に、スナップボタンを付けるためのしるしを付けます。付ける位置は、
【52】実際に縫いぐるみに着せてバランスを見て決めてください。下の写真は私が実施に付けた位置です。参考までに。
これで出来上がりです。お疲れさまでした♪