Part 3 です。Part 1をご覧になっていない方は、Part 1からお願いします。
作り方(後編)
【16】背中の中心とフードの中心を中表に合わせます。
【17】フードと、後身頃・そで・前身頃を合わせます。すると前身頃の端からフードまで3cmほど開きます。
【18】赤線を縫い代3mmぐらいで縫います。
【19】見返しを中表に合わせ、背中の中心に当たる部分を縫い代5mmで縫います。そして、縫い代を開いてアイロンをかけます。
【20】見返しの表と本体を写真のように合わせます。このとき、最初に背中の中心と身頃の端を合わせると綺麗に合います。【21】赤線の位置を縫い代5mmで縫うのですが、前身頃のスソに当たる部分だけは縫い代を1.5cmにしてください。
【22】縫い代のカドを切り落としてカーブに切込みを入れます。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。
【23】見返しを表に返します。
【24】見返しの端を縫い代2~3mmぐらいで縫ってステッチを掛けます。
【25】前身頃と後身頃を中表に合わせ、ソデも中表に合わせます。そして、縫い代5mmで赤線を縫います。反対側のそで下も縫ってください。
【26】【省略OK】縫い代を後身頃側に倒して、ステッチをかけます。
【27】スソを裏に1.5cm折り返して赤線を縫います。
【28】【チンウォーマーを付ける場合のみ行う】
(1)中表に合わせて、縫い代5mmでぐるりと縫います。このとき、返し口を3~4cmあけてください。
(2)縫い代を切り落として、ミシン線に垂直に切込みを入れます。このとき、返し口の縫い代は切り落とさないでください。また、ミシンセンを切らないように注意してください。
(3)表に返して、形を整えます。
(4)縫い代を内側に折り込んで、周囲を縫い代2~3mmぐらいで縫います。すると返し口が自動的に閉じます。
【29】【チンウォーマーを付ける場合のみ行う】
チンウォーマーの表側にボタンを二個付けます。また、裏側と本体にスナップボタンを付けます。スナップボタンを付ける位置は、実際に縫いぐるみに服を着せて確認してください。私はフードの付け根辺りに付けました。
※ 私はボタンホールを開けるのが苦手なのでスナップボタンをつけましたが、出来る方はチンウォーマーにボタンホールを、本体にボタンを付けてもいいですね。
【30】【カフスストラップを付ける場合のみ行う】カフスストラップをソデの前側に回して、ボタンと一緒に縫い付けます。
※ カフスストラップにボタンホールを、ソデにボタンを付けるとより本格的になります。
【31】縫いぐるみにコートを着せてトグルボタンが体の中心になるように位置を決めます。写真のヒモの長さは11cmぐらいですが、長さはボタンの大きさや太さなどで変わりますので調整してください。
※ ボタンの位置や数はお好みです。私はこの写真の位置よりもう少し上の方がよかったかな~と、出来上がってから思いました。
【32】ボタンが付いていない方のヒモ位置も実際に着せてみて決めます。そして、ヒモの根元を赤線のように2本縫います。
【33】【合皮の飾りを付ける場合のみ行う】
合皮は型紙の通りに切って本体に直接縫い付けてもいいのですが、慣れていないと位置や縫い目がずれたりして難しいです。今回は簡単に出来る方法を考えてみました。
(1)(2)大きめに切った合皮を半分に折って、「わ」になっている部分に型紙を当てて周囲をマジックで書きます。
(3)マジックで書いた部分よりも1~2mm内側をミシンで縫います。
(4)マジックで書いた部分に沿って切ります。
※ マジックで書いた側が裏になります。マジックの後が少し付くので。
※ ミシンがうまく掛けられない場合は、合皮を「わ」で切らないでそのまま型紙の形に切るだけでもOKです。ミシンをかけずにそのままボンドで服に貼り付けてください。
【34】合計6枚作ります。
【35】ヒモの根元を隠すようにボンドで貼り付けます。
これで出来上がりです。お疲れ様でした。