作り方☆「スタジャン」Ｓサイズダッフィー等の縫いぐるみに Part2

この記事は、Part 2です。Part 1をご覧になっていない方は、Part 1からお願いします。

作り方（つづき）

【２４】ソデの肩部分に印をつけます（型紙の「肩」の位置を参考にしてください）。また、前身頃と後身頃の縫い合わせ部分（肩の位置）を確認してください。そして、ソデの裏と身頃の表が見えるように置きます。

※ ソデは２枚ありますので左右のソデを間違えないように気を付けてください。型紙に赤字で書いてある「前身頃」と「後身頃」の文字を参考にしてください。

【２５】先ほど確認した黄色印同士を重ねてクリップでとめます（中表に合わせるという意味です）。そして、ソデの端と後身頃前身頃の端の位置を確認します（水色矢印とピンク矢印）

【２６】先ほど確認した水色矢印同士、ピンク矢印同士を重ねてクリップでとめます。

【２７】クリップの間を細かくとめていきます。

【２８】先ほどとめたクリップの部分を縫い代５ｍｍで縫います。

※ この工程が一番の難所です。私はものすご～くゆっくりミシンで縫っていますが、ミシンが苦手な方は無理にミシンを使わずに手縫いで縫ってみてください。

【２９】反対側のソデも同様にして縫い合わせてください。

※ 布の裏表や、ソデの前身頃側・後身頃側に注意してください。

【３１】縫い代５ｍｍで黄色線を縫います。

※ シェリーメイなどの細身の縫いぐるみに着せたい場合は、この脇の下の（身頃の）縫い代を多く（１ｃｍぐらいに）すると少し細身のシャツになります。この工程で実際に縫いぐるみに着せて調節してみてください。

【３２】反対側のソデも同様に縫ってください。

【３３】スソ（大）の端にスソ（小）を中表に合わせます。

【３４】端を縫い代５ｍｍで縫います。

【３５】反対側にもスソ（小）を縫い付け、縫い代を開いてアイロンをかけます。

【３６】細長くなるように中表に折ります。そして、スソ（小）の端を縫い代５ｍｍで縫います。

【３７】「わ」になっている方の縫い代のカドを少し切り落とします。このとき、ミシン線を切らないように注意してください。反対側も同様に縫って、縫い代を少し切り落とします。

【３８】表に返します。カドはヘラや目打ちなどで整えてください。

【３９】これで、スソ（大）とスソ（小）がつながりました。

※ スソは「わ」になっていない方に印を付けます。
※ 身頃よりもスソの布のほうが短くなっています。

【４１】先ほど付けた印同士を合わせてクリップなどで留めます（中表に合わせて止めるという意味です）。

【４２】スソ（小）のカドと前身頃のカド（前身頃と見返しが縫い合わさった部分のカド）を確認します。

【４３】先ほど確認したカド同士をクリップでとめます。

※ 身頃よりもスソの布のほうが短いので、スソの布が少し浮いた感じになります。

【４４】同様にして、反対側のカドもクリップでとめます。これで、３か所とまりました。

※ 身頃よりもスソの布のほうが短いので、スソの布が少し浮いた感じになります。

【４５】袖口のときと同じ要領で、スソを引っ張りながらクリップで間をとめます。

※ 私はスソの布にリブニット生地（伸びやすい生地）を使っています。伸びにくい生地を使った場合は、身頃の方にギャザーを寄せてスソと同じ長さにしてからクリップでとめてください。

【４６】縫い代５ｍｍで黄色線を縫います。

【４７】縫い代を身頃側に倒します。

【４８】黄色線を縫ってステッチをかけます。黄色線は、先ほど縫った縫い代部分（身頃の端部分）で、スソの布から２～３ｍｍぐらいの位置です。

【４９】黄色線を縫ってステッチをかけます。黄色線は、「スソ（小）の端」～「前身頃の端」～「エリと身頃の間の身頃側」～「前身頃の端」～「スソ（小）の端」の順になっています。位置は、端から２～３ｍｍぐらいです。

裏から見ると、見返しとスソ（小）の上を縫っているのがわかります。

【５１】ボタンをつける位置は型紙を参考に、実際に縫いぐるみに着せて調節してください。私は、写真のような位置に付けることにしました。左右とも同じです。

【５２】今回は直径１３ｍｍのプラスナップを４組付けていますが、アメリカンホックをつけたり、普通のボタンでもかわいいと思います。

※ プラスナップを付けるには、専用の器具「ハンディプレス」が必要です。
※ 男性用は左前身頃が外側になるようにボタンを付けますが、女性用は逆で、右前身頃が外側になりますので注意してください。
※ 縫い付けるタイプのスナップボタンで開閉して、飾りにボタンを付ける方法もあります。ジャケットの作り方を参考にしてください。

【５３】【ポケットを付ける場合のみ行う】ポケットの布の裏側にボンドを付けます。

※ 服を洗濯したい場合は、洗濯に対応したボンドをお使いください。私は洗濯するつもりがないので、木工用ボンドを使っています。

【５４】【ポケットを付ける場合のみ行う】両端５ｍｍ折って、貼り付けます。

【５５】【ポケットを付ける場合のみ行う】端にボンドを付けます。

【５６】【ポケットを付ける場合のみ行う】５ｍｍ折って、貼り付けます。

【５７】【ポケットを付ける場合のみ行う】ボンドがしっかりと付くように、クリップなどで挟んでしばらく待ちます。

【５８】【ポケットを付ける場合のみ行う】型紙や写真の数値を参考にしながら、実際にバランスを見てポケットの位置を決めます。私は写真のような位置につけました。左右とも同じです。

【５９】【ポケットを付ける場合のみ行う】ピンク線の部分を手縫い（まつり縫いなど）で縫います。

これで出来上がりです。お疲れ様でした♪