無料型紙ダウンロード
実寸大の型紙です。「余白なし(余白ゼロ)」の設定で、A4用紙に印刷して使ってください。
うまく実寸大に印刷できない場合はこちらをご覧ください。また、印刷する環境がない場合は1cm方眼紙を用意し、型紙画像のマス目(1cm幅)を頼りに手書きで写してみてください。なお、この型紙には数値が書いてあるので、コンパスと定規を使って直接紙に書くこともできます。
型紙の黒実線がフェルトや厚紙を切るラインです。縫い代(のりしろ)は含まれています。
下記画像をクリックして、画像(JPG)でダウンロードもできます。
型紙を拡大・縮小するときの計算方法
型紙は、実寸大なので型紙自体を拡大・縮小してもいいのですが、すべて数値が書いてあるため計算してコンパスと定規で拡大・縮小できます。
縮小例
50%に縮小したいときは、型紙の数値に0.5をかけてください。
例:半径3cmの円の型紙は、3cm×0.5=1.5cmと計算して半径1.5cmの円になります。
拡大例
150%に拡大したい場合は、型紙の数値に1.5をかけてください。
例:半径3cmの円の型紙は、3cm×1.5=4.5cmと計算して半径4.5cmの円になります。
お約束
型紙及び作り方の再配布・転載・販売はしないでください。詳細は利用規約をご覧ください。
作り方
【1】フェルトを切ります。プリムは上と下で合計2枚使います。リボンは省略OKです。ロータリーカッターを使うときれいに円が切り抜けます。(ハサミの場合は半分に折って半円を切ってみてください)
※プリムの中心の円は、トップと同じ大きさなのできれいに切り抜ければ流用できます。
【2】厚紙を切ります。こちらのプリムは1枚だけです。コンパスで円を描けば型紙を印刷して使う必要はありません。
厚紙のふちを(裏・表ともに)フェルトと同じ色に油性ペンで縫っておくと、フェルトの継ぎ目から厚紙が見えてしまった時に目立ちにくいです。私は、黒のフェルトを使ったので、黒いマッキーで塗りました。
※プリムの中心の円は、トップと同じ大きさなのできれいに切り抜ければ流用できます。
【3】サイド(厚紙)を丸めるのですが、一気に丸めると折れてしまうことがあるので、徐々に丸みを作ってください。
【4】サイド(厚紙)の端を約1cmぐらいかさねて、直径が6cmになるように微調整します。トップ(厚紙)も直径6cmなので、トップに重ねて調節してみてください。
直径がだいたい6cmになったら、ホッチキスで3か所ほどとめます(青丸)。
【5】外側からみると、このようにホッチキスでとまっています。
【6】さきほど丸めたサイド(厚紙)の円をふさぐようにトップ(厚紙)を置いて、セロテープで8か所ぐらいとめます。
【7】反対側からみると、このようになっています。サイド(厚紙)の継ぎ目が後ろ(背面)になり、その反対側が正面(顔側)になります。後ろと正面の中間の赤矢印に印を付けてください。ここにゴムひもを付けることになります。
【8】ゴムひもを2本用意します。Sサイズダッフィーぐらいの縫いぐるみですと、1本30cmぐらい、人間用ですと、1本40cm以上です。長めに用意しておくと、短すぎて困ることがありません(長すぎる場合はカットすればいいので)。
【9】サイド(厚紙)の内側で、先ほど付けた印の位置にゴムひもを2cmぐらいセロテープで仮止めします。仮止めですが、このセロテープはあとではずしません。
【10】ゴムひもを2か所以上ホッチキスでとめます。赤丸のように、ゴムひもにホッチキスの針が刺さっている状態にします。ホッチキスでとめたあとに軽く引っ張って、ゴムひもが抜けないことを確認してください。
【11】外側からみるとこのようになっています。
【12】ゴムひもが今後の作業に邪魔になるので、厚紙の内側に入れておいてください。ゴムひもが外に飛び出しやすいときは、ティッシュペーパーを2枚ほど入れておくとストッパーになります。
【13】プリム(厚紙)をサイド(厚紙)に乗せて、8か所ほどセロテープで固定します。
【14】反対の表側も8か所ほどぐるりと一周セロテープで固定します。
【15】サイド(厚紙)の上部と下部にぐるりと1周ボンドを付けます。
【16】サイド(フェルト)をサイド(厚紙)に巻き付けます。この時、サイド(厚紙)の継ぎ目(背面)あたりから巻き始めてください。
【17】巻き終わりは、サイド(フェイト)の端にボンドを付けます。
【18】ボンドがはみ出ないように、サイド(フェルト)の端も巻き付けます。もし、ボンドがフェルトについた場合はウェットティッシュなどで軽くつまむようにふき取ってください。
【19】トップ(厚紙)のふちにボンドを付けます。
【20】トップ(厚紙)にトップ(フェルト)を重ねてください。もし、トップ(フェルト)が大きすぎた場合は、ボンドが乾いてからはさみでカットしてください。トップ(フェルト)が小さすぎた場合は、トップ(フェルト)をもう少し大きく切ったものを用意してそちらを使ってください。※ 厚紙やフェルトの厚みを考えて型紙を作っていますが、厚紙やフェルトの種類、それぞれを切ったときのゆがみなどでずれる場合があります。ここでその調節をするようにしてください。
【21】プリム(厚紙)のふちにボンドを付けます。
【22】プリム(厚紙)の上にプリム(フェルト)を重ねてよくボンドにくっつけます。
※プリム(厚紙)よりもプリム(フェルト)の方が数mm大きいです。
【23】プリム(厚紙)の裏にボンドを付けます。このとき、先ほどつけたプリム(フェルト)のふちが数mm飛び出していますので、そちらにもボンドを付けてください。
【24】プリム(厚紙)の裏にプリム(フェルト)を付けます。
【25】【リボンを付ける場合に行う】リボン(フェルト)にボンドを付けます。
※私はボンドを使いましたが、本体に貼り付けるときにボンドがあちこち付きそうになるため、両面テープの方がいいかもしれません。
【26】【リボンを付ける場合に行う】サイド(フェルト)の下の方に、リボンを巻き付けます。このとき、背面に継ぎ目が来るようにしてください。
【27】ボンドが乾いたら、プリムのふちなどで飛び出しているフェルトをカットします。一周ぐるりと1~2mmカットしてもOKです。その場合、切りすぎて厚紙が見えないように注意してください。
【28】これで出来上がりです。お疲れ様でした。