Part 2 です。Part 1をご覧になっていない方は、Part 1からお願いします。
もくじ
Part 1 完成写真・型紙・作り方(前半)
Part 2 作り方(後半)←いまここ
作り方(後半)
【9】胸当てを作ります。
(1)胸当て(表地)と胸当て(裏地)を中表に合わせて、赤線を縫い代5mmで縫います。
(2)カドを切り落とします。このときミシン線を切らないように注意してください。
(3)表に返します。カドは目打ちやヘラなどで綺麗に整えてください。
(4)アイロンをかけます。
【11】前パンツと後パンツのウエスト部分を裏側に1.5cm折り返し、折り返した部分の上の赤線を縫います。後ほど、後パンツのミシン線の間にゴムひもを入れるので、この二本のミシン線は出来るだけ離してください。
※ 私は、端から3mmの位置と1.3cmの位置を縫いました。
【12】【省略OK】しっぽ穴を開ける場合は、こちらのハーフパンツの作り方を参考にしてください。私は、ウエストから4cmの位置に4.5cmぐらいあけました。
【13】ゴムひもに、二箇所印を付けるのですが、印の間隔は後パンツのウエストの長さより短くしてください。
後パンツのウエストの長さの85%ぐらいがいいと思いますが、ゴムの強さや布の厚さで変わるので実際に縫いぐるみに履かせて決めてください。私は、約21cm間隔に印を付けました。
【14】後パンツのウエスト部分にゴムひもを通します。そして、先ほど付けた印の片方を後パンツの端と合わせ、赤線を縫います。
【15】
(1)もう片方のゴムひもの印も合わせて赤線を縫います。
(2)飛び出しているゴムひもを切り落とします。
【16】
(1)縫いぐるみにパンツをはかせて、サイドのアキの重なり具合を決めます。
(2)後パンツの表と、前パンツの裏にスナップボタンを付けます。私は、1.5cmの位置と0.5cmの位置に付けました。
【17】肩ひもを作ります。1本分の説明ですが、合計2本作ってください。
(1)短いほうの辺を裏側に1cm折ってアイロンをかけます。
(2)縦に半分に折ってアイロンをかけます。
(3)一度開いてアイロン線に沿って折り、アイロンをかけます。
(4)もう一度閉じると四つ折り(布が4枚重なった状態)になります。端をぐるりと縫います。
【18】肩ひもを胸当てに付けます。私はプラスナップ(付けるのに専用の器具が必要です)を使いましたが他にも色々な方法があります。例えば、
(A) 胸当てにボタンホールを開け、肩ひもの表側に普通のボタンを付ける。
(B) 胸当ての裏と肩ヒモの表にスナップボタンを付けて、胸当ての表に飾りで普通のボタンを付ける。
(C) そのまま縫い付けてしまう。(縫いぐるみの体は柔らかいので、縫い付けてしまっても何とか着せることが出来ると思います。)
【19】肩ひもを後パンツに付ける形ですが、何通りもパターンがあります。今回はパターンDを採用しましたが、お好みでどうぞ。
【20】後パンツに繋げる肩ひもの位置を決めます。そして、肩ひもの重なっている部分と、後パンツのウエスト部分をぬいます。ウエスト部分は、ゴムひもを避けて縫って下さい。※ ひもの位置がずれやすいので、仮縫いをしてからミシンをかけるとやりやすくなります。
【21】【省略OK】スソの縫い代を開いてパンツに縫い付けます。手縫いで表に縫い目が出ないようにすると綺麗に仕上がります。
これで出来上がりです。お疲れ様でした。